いきなり質問です!
「あなたがお店を開店するならどっちを選ぶ?」
A:開店日から予約がいっぱい埋まっている状態
B:開店日の予約もスカスカの状態
開業するなら予約が埋まっている状態は作っておきたいですよね。
今日の章では「開店日から予約でいっぱい」の状態をつくるライン活用術を解説します。
開店日に予約をいっぱいにしておきたい
売上の見込みを立てて安心したい
お店のファンを作りたい
この方法は
「今すぐ買わない」「行動しない」「あなたのことを知らない」人が
「お店のファン」なって予約をしてくれるまでの戦略です
この流れを知れば、独立開業後も予約の見込みが立てられて安心できます。
予約がいっぱいのお店は、未来の種まきができている
予約がいっぱいのお店は必ず「見込み客」を作っています。
正直、これが出来るとできないのでは売上が違ってくるのです。
この見込み客というのは、開業前から作りこむことが実はできるのです。
しかも、お金をかけずに。今日からその一歩を踏み出しましょう。
人の購買は「信頼できている人から買う」というのが世の常
↓
「信頼構築」できていれば見込み売上も作れたと同然ということ
↓
この信頼構築を意図的に作るというのが今回お伝えしたいことです
具体的にWEB上でどんな流れで「信頼構築をするのか」イメージがしやすいようにお伝えすると・・・
簡単に言ってしまうと
①興味関心をそろえてライン公式アカウントでリストをためる
②そこに喜ばれる情報を届ける
③自然に信頼が上がっていくので
④売上も自然にあがる
それではさっそく詳しく解説していきます!
お客様と信頼を構築を意図的につくる「LINE」の特性
まだ会ったことのない信頼構築をする場所はどこか?
答えは「ライン公式アカウント」
WEBマーケターの中では、ライン公式アカウントの資産価値は1リスト1リスト10,000円~20,000円のポテンシャルがあるといわれています。
リストの価値は平均10,000円~20,000円。
登録リスト数の1割の人が買ってくれたら・・・
100リスト=10万円
200リスト=20万円
・・・さらに増え続けると
5,000リスト=500万円!
まさか、1万円の価値があるだなんて。
「なんとなく」で集めちゃダメっていうことが分かりました。
きちんと信頼構築が出来ていていればリストの1割が購入につながるといわれています。
100人登録されていたら10人の購入×1万円=10万円の売上見込みです。
どれくらいの売上規模にしたいかで予測が立てられますね!
なんでラインアカウントがいいの?
LINE公式アカウントが向いている理由は主に上記4つ。ちょっとだけ詳しく解説していきます。
ラインはメッセージが届けばつい確認しちゃう
約2割のユーザーがメッセージを受け取ってすぐに開封
約5割のユーザーが3~6時間以内
約8割のユーザーがその日のうちに開封※1
メッセージに対して高い反応率
多くのユーザーがLINE公式アカウントと友だちになったことで、何らかの反応・行動を起こしたと回答(メッセージを読む、クーポンを利用するなど)※1
本国内の月間利用者数が9,700万人(2024年3月末時点)
Instagramは3,300万人。LINEはInstagramの約3倍の利用率。
世代問わず利用されている※2
圧倒的な利用率の高いSNSは全世代利用率90%越えの「LINE」。
※1参照:LINEヤフーfor Business
※2参照:令和5年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書
他のSNSは投稿してもスルーされちゃう可能性もあるけど
ラインはメッセージが届くと赤いマークのお知らせがついて
習性でチェックしちゃう日本人。
一説によると30分に一度はチェックしているそう。
さらに、ライン配信はメッセージの送信ボタン一通で全員に一斉配信ができるので効率的に、見込み客に必ず価値ある情報を届けることが可能です。
価値ある情報をするならせっかく見てもらうために、ライン公式アカウントで信頼構築をすることは効率的ということが一目瞭然です。
信頼構築までを勝ち取る戦略設計
ここからは行動する段階に入ります。
具体的にどうすればよいのかを、3つのステップを踏んでお伝えします
①ライン登録までの種まきはどうしたらいいの?
Google、SNS,WEB広告、YouTube、イベント、紹介、営業活動からWEBサイトを見てもらった中から、ライン公式アカウントへ誘導するという導線を作ります。
前述したようにラインの特性を思い出して!
情報をしっかり届けられるのは、お客様の日常に溶け込んだラインだけ。HPとラインの情報の伝わり方の違いをみても一目瞭然です。
HP
見に来てくれた人だけに情報が届く
ライン
情報をこちらから届けに行く
ラインは30分に一度通知が来たかをチェックするのが日本人。せっかくの良い情報はラインで手元まで届けてあげましょう。
さらに、ここで厳しい現実を突きつけてしまうのですが・・・
一生懸命作り込んだウェブサイトでも、基本的には何度も見に来てくれないもの。
新しい情報をHP上でアップしても、タイミング良くみてくれるかはお客様次第。
だからここで努力をすべきポイントは、色々な場所でHPまでの導線を貼り、HPも有料級の情報を、さらにライン登録すれば有料級の情報が手元まで届くようにします。
各種SNSをホームページへ誘導へ誘導、そこからラインへ誘導していきます。
ここで、忘れがちだけど大事なことをお伝えします!
リアルで出会った人もウェブサイトへ誘導するのも大事。
名刺の裏にもライン公式アカウント見てくれるなど、アナログ活動も忘れずに行ってください。
結局、人は距離が近づくにつれて信頼する距離感も近くなるので、実際に出会った人にもHPのことを必ず伝えていきましょう。
②ライン公式アカウントの登録してもらうコツは?
ラインに登録してもらうことは意外と簡単!
答えは「登録特典」を用意すること
「登録する理由」を作ってあげないと人は行動しません。
人は行動する理由を明示しないと動かない生き物なのです。
【まめ知識】ライン登録のコツ
サクッと簡単に欲求を満たせる分かりやすい特典を準備すること
登録特典の例
今すぐ使える500円クーポン
お化粧品のサンプルプレゼント
プロ直伝!老廃物がドバドバ流れる自分できるマッサージ動画
気軽に登録したくなりますよね。
逆に登録が面倒になるパターンは
登録するまでが複雑
→登録したいときにQRコードが掲示されてない
特典を利用するハードルが高い
→●●円以上でラインクーポン適用など制限が多い
これは「面倒」になって諦めてしまうから要注意です。
③ラインで信頼構築をする配信内容はどうしたらいいの?
各種SNSやオフラインからHPへの導線も理解した、ラインの登録特典も準備した。
人は「信頼している人からモノを買う」と言われています。
信頼とはその商品やお店、スタッフの「良いを証明」すること。
ラインでその「良い証明」をしてあげればいいことです。
良い証明の事例
良いという証明をするために、無料サンプルを配り「商品の良さ」を伝えたりしています。
その「良い」の証明をコツコツとしていくことで「信頼構築」が出来ていきます。
商品やお店、スタッフを良いと思っている状態
(自己紹介・コンセプトに興味をもってもらう)
↓
良いことの証明が出来ている
(良い情報・価値を先に出す)
↓
信頼構築
(リスト化して囲い込み)
マーケティングでは「良いことの証明」を「価値を先に出して、価値を知ってもらう」
価値の先出しと言っています。
資本力のある企業なら「商品の良さ」を証明するために「商品のサンプル」を配ったりしていますが個人なら、なおのこと資本力で負けてしまいます。
個人でも出来ることはないの?
何もサンプルや目を引く値引きだけが価値の証明ではありません。
お客様が何が望んでいる「情報」を届けることも価値の先出の一つです。
ラインの配信は「有料級の価値を無償で提供」し続けること
価値のある知らない情報
やる気がアップさせること
楽しませること
も価値提供になります。
そしてひたすらラインへ集まった人たちに良い価値を届け続ける努力をする。
信頼状態されている分かりやすい指標があるので目安にしてください。
信頼されている指標
「●●さんが言っているんだから」間違いない
と言われている状態です。こんな心理状態になっていることが「信頼構築」が築けている指標と言えます。
この状態が作れていれば・・・・
今まで無料で情報を届けていたけど「今回だけは有料での案内になっちゃうんです」となっても「●●さんが言うなら間違いない、あなたから買います!」となるのです。
信頼構築を正しくしていけば、100人のリストで10万円の売り上げも作ることは難しくありません。
まとめ:開業前にリストは何人集めておけば安心?
売上規模にもよりますが、開業前に味方(ファン)1000人いる状態だと心強いと思います。
でもここで注意なのがラインのリストは適当に集めるのはやめたほうがいいということ。
価値を感じてもらえなくなったら「即ブロック」が待っています。
ターゲットの「興味関心をそろえて」集めましょう。
事なことなので最後におさらいです
・興味関心をそろえてリストをつくる
・そこに喜ばれる情報を届ける
・自然に信頼が上がっていくので
・売上も自然にあがる
予約をいっぱいにするため、今日からさっそくWEBページを作ってライン公式アカウントの導線を作っていきましょう。